演題

OP-081-5

化学療法後に切除した大腸癌肝転移症例の予後予測因子の検討

[演者] 野呂 拓史:1
[著者] 木村 暁史:1, 西山 潔:1, 青笹 季文:1, 上野 秀樹:1, 神藤 英二:1, 辻本 広樹:1, 長谷 和生:1, 山本 順司:1
1:防衛医科大学校外科

【背景】実臨床においては、大腸癌肝転移に対して化学療法後に肝切除を行う場合が多いが、化学療法後肝切除予後予測因子については詳細に検討されていない。【方法】化学療法後に切除を行った大腸癌肝転移54例を対象に予後予測因子を解析した。【結果】年齢63±10才、男女比=36:20。OSは中央値で4.02年、RFSは6ヵ月。化療前後の腫瘍数、腫瘍径、CEA値、腫瘍体積は、それぞれ5個vs. 4.5個、5.4㎝vs. 4.8㎝、26.8 vs. 6.5ng/ml、34.3ml vs. 18.1mlであった。単変量解析では、化療前・後体積、腫瘍体積変化、化療後CEA値、切除腫瘍径、手術根治度が有意の予後因子であった。多変量解析では、肝外転移あり、同時性転移、切除前腫瘍数、化療後体積、腫瘍体積変化、化療後CEA値 が独立再発規定因子であり、腫瘍体積変化、切除前腫瘍径が独立した生存予後因子であった。【考察】化療後肝転移切除例において、CEA値と腫瘍体積値が予後予測に有用であると考えられた。
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