演題

OP-080-8

大腸癌多発肝転移に対する長期生存を目指した治療戦略

[演者] 森根 裕二:1
[著者] 島田 光生:1, 居村 暁:1, 池本 哲也:1, 荒川 悠佑:1, 岩橋 衆一:1, 斉藤 裕:1, 山田 眞一郎:1, 石川 大地:1, 寺奥 大貴:1, 高須 千絵:1, 東島 潤:1, 三宅 秀則:1
1:徳島大学外科

【はじめに】大腸癌多発肝転移例の長期生存を目指した治療戦略を確立する。【対象・方法】肝転移214例中(94’-13’)、初回肝切除導入114例と新規化療を導入した切除不能49例(04’-13’)を対象。【結果】1. 初回肝切除例: n=114)多変量解析にて、MDN(Maximum Diameter x Number: MDN)>30(HR2.85)、分化度(poor)(HR14.16)、非治癒切除(HR3.76)が独立予後規定因子として同定。2. 切除不能例: n=49)新規化療を導入した49例中、MDN>30は36例を解析対象。FOLFOXIRI 11例、FOLFOXIRI以外(Others) 25例のConversion率は54.5%(n=6)、26%(n=9)であった(p=0.30)が、Conversion例の平均投与期間はFOLFOXIRI 6.6クール、Others 13.4クールであった(p=0.16)。術後成績はFOLFOXILIがOthersより有意に予後良好(3生率: 100% vs. 16.9%)。【まとめ】MDN>30の多発肝転移例では初回肝切除による予後延長効果はなく、FOLFOXIRI導入後肝切除により長期生存が得られる可能性がある。
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