演題

OP-080-6

大腸癌肝転移に対する化学療法と肝切除併用による集学的治療の変化

[演者] 池田 泰治:1
[著者] 辻田 英司:1, 金城 直:1, 松山 純子:1, 上江洌 一平:1, 河野 浩幸:1, 山口 将平:1, 江頭 明典:1, 南 一仁:1, 山本 学:1, 森田 勝:1, 藤 也寸志:1, 岡村 健:1
1:国立病院九州がんセンター消化器外科

【目的】大腸癌肝転移に対する肝切除と化学療法による予後改善と、化学療法による進行癌への功罪について検討した。【方法】2006年~2013年の大腸癌肝転移に対する肝切除101症例について、最近の治療方針と治療結果、術後再発の診断について検討した。【結果】大腸癌肝転移に対して化学療法は約7割に施行、肝切除後5年生存率(n=101)は65.8%、術後無再発症例(n=55)97.5%、術後再発症例(n=46)でも47.2%であった。両葉多発肝転移の肝切除後5年生存率50%である。また、切除困難な大腸癌肝転移症例4例での術前化学療法後に肝切除を先行させ、原発巣を根治手術可能症例も良好な結果である。治療ガイドラインへの考慮示唆された。一方で肝切除後の再発診断では苦慮する症例も経験。【結語】大腸癌肝転移に対する化学療法の開発は生存率向上や大腸癌肝転移に対する治療拡大に貢献している。一方で、化学療法の正常肝への影響も考慮した鑑別診断が必要である。
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