演題

OP-079-3

大腸癌両葉多発肝転移に対する肝切除の臨床的意義

[演者] 金城 直:1
[著者] 池田 泰治:1, 辻田 英司:1, 松山 純子:1, 上江洌 一平:1, 河野 浩幸:1, 山口 将平:1, 江頭 明典:1, 南 一仁:1, 山本 学:1, 森田 勝:1, 藤 也寸志:1, 岡村 健:1
1:国立病院九州がんセンター消化器外科

【目的】大腸癌両葉多発肝転移に対する肝切除後の再発を検討し、肝切除の臨床的意義を明らかにする。【対象・方法】06年1月から13年8月までに施行した大腸癌両葉多発肝転移に対する初回肝切除症例34例を対象、①肝切除術後の再発、再発部位、②再発(残肝再発、肝外再発)関して、再発リスク因子を検討した。【結果】①再発は26例(2年以内の再発 25例)認め、一方で2年以上の無再発生存例を8例認めた。再発部位は残肝(22例)、肝外再発;肺(9例)、腹腔内・骨盤内(5例)、リンパ節(6例)、仙骨(1例)であった。②残肝再発は肝転移最大径2cm以上、低分化型、リンパ節転移陽性が、肝外再発は肝外遠隔転移あり、低分化型が再発リスク因子であった。肝切前・後に施行した化学療法の有無と再発との関連は認めなかった。【結語】再発も高率である一方で、肝切除により無再発生存を認めた。再発の軽減を目的とし、新たな化学療法レジメも含めた集学的治療が必要である。
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