演題

OP-077-7

肝細胞癌に対する術前免疫塞栓療法が示す再発抑制効果に対する基礎的検討

[演者] 佐藤 哲:1
[著者] 見城 明:1, 土屋 貴男:1, 齋藤 拓朗:1, 佐藤 直哉:1, 芳賀 淳一郎:1, 穴澤 貴行:1, 木村 隆:1, 後藤 満一:1
1:福島県立医科大学臓器再生外科

[背景]肝細胞癌は再発を繰り返す難治性の癌である。我々は肝切除術前にOK432・fibrinogen・lipiodolを投与する術前経動脈的免疫塞栓療法(TIE)に関する臨床試験を実施、生存期間の延長を報告した。効果発現に免疫系の関与が示唆されたが、機序は不明。[目的]TIEにより生ずる免疫学的な変化を基礎研究により解析する。[方法]In vitro: 塞栓物質とcell line J774を用いた貪食活性の測定。In vivo: ratの門脈から肝臓片葉に免疫塞栓術を実施した肝標本の炎症細胞浸潤を免疫染色により評価。[結果]In vitro: OK432単独群に対しfibrin+OK432群は遊走・貪食の持続的な増加を確認。In vivo: OK432群に対しfibrinogen使用群では肝組織障害の遷延を確認、さらにfibrinogen使用群の障害部にCD8β+細胞の出現を確認。[結語] OK-432+fibrinではOK-432単独刺激に比べてマクロファージ活性化効果が持続する。
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