演題

OP-077-4

肝細胞癌における癌幹細胞マーカーCD44およびCD133発現の意義

[演者] 高橋 秀徳:1
[著者] 相山 健:1, 神山 俊哉:1, 佐々木 彩実:1, 畑中 佳奈子:2, 松野 吉宏:2, 大畑 多嘉宣:1, 若山 顕治:1, 折茂 達也:1, 柿坂 達彦:1, 敦賀 陽介:1, 蒲池 浩文:1, 横尾 英樹:1, 武冨 紹信:1
1:北海道大学消化器外科I, 2:北海道大学病理部

【目的】これまでに癌幹細胞マーカーCD133の細胞質発現がHCCの予後因子として重要であることを報告した。CD44とHCCの予後との関連も近年散見されるが、CD133及びCD44発現とHCCの関連性についての報告は少ない。CD44,CD133の発現パターンの意義を検討する。【対象】2000年から2005年に当科で行った136例のHCC切除症例。【方法】CD44,CD133の免疫組織化学染色を行い、臨床病理、病理組織学的因子との関連を解析し、予後再発との関連も検討した。【結果】CD133細胞質陽性群およびCD44膜陽性群は予後不良で再発しやすかった。CD133細胞質及びCD44膜がともに陰性の群では分化度と有意に相関し、生存率は有意に良好であり、再発率は低い傾向にあった。進行例では、同群で生存率が有意に良好であり、再発率も有意に低かった。【まとめ】HCCにおいてCD133とCD44発現がともに認められないものは予後良好で癌幹細胞が予後・再発に関与する可能性を示した。
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