演題

OP-077-1

末梢型肝内胆管癌におけるGankyrinの発現とstem cell markerとの関連

[演者] 三島 敬:1
[著者] 大塚 将之:1, 清水 宏明:1, 加藤 厚:1, 吉富 秀幸:1, 古川 勝規:1, 高屋敷 吏:1, 久保木 知:1, 高野 重紹:1, 岡村 大樹:1, 鈴木 大亮:1, 酒井 望:1, 賀川 慎吾:1, 宮崎 勝:1
1:千葉大学大学院 医学研究院 臓器制御外科学

末梢型肝内胆管癌における、細胞脱分化を誘導するGankyrinの発現といわゆるstem cell markerの発現との関連を検討する。【方法】切除された末梢型肝内胆管癌45例に対し、免疫組織染色によってGankyrinの発現を調べ、それと臨床病理学的因子との関連、予後との関係、Oct-4、OV-6の発現との関連を検討。【成績】29例(64%)においてGankyrinが高発現。それらは、胆管浸潤の有無との関連があり、腫瘍径、肝内転移の有無、リンパ節転移の有無、CA19-9値との間には関連がない。Gankyrin高発現群は有意に切除後の予後が不良。Gankyrin とOct-4、OV-6の発現には正の相関関係が認められる。【結論】末梢型肝内胆管癌においてGankyrinは癌細胞の脱分化を誘導し、stem cell markerの発現獲得に関与している可能性があり、そのような末梢型肝内胆管癌は切除後の予後も不良であると考えられた。
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