演題

OP-076-6

IL-17Aは肝切除後肝再生の初期においてサイトカインを誘導し肝再生に関与する

[演者] 福島 久貴:1
[著者] 河野 寛:1, 古屋 信二:1, 赤澤 祥弘:1, 中田 祐紀:1, 平山 和義:1, 若菜 弘幸:1, 藤井 秀樹:1
1:山梨大学第一外科

目的:我々は、IL-17AがKupffer cellのTNF-α産生を亢進させる事実を報告した(J. Immunology; 2011)。今回、IL-17A knockout(KO)マウスを用い、肝切除後の肝再生におけるIL-17Aの関与と脾臓の役割について検討した。方法:KO及びwild-typeマウス(WT)を用い、70%部分肝切除モデルを作成。肝切除後、0、1、3、5、7、10日目で犠牲死、肝体重比を検討。BrdUとKi-67陽性細胞数と、Cyclin D1の肝での発現を検討。肝切除後早期における、TNF-αとIL-6 mRNAの肝発現について検討。さらに、IL-17A発現と肝再生への脾臓の関与を検討する目的で、脾摘後肝切除モデルを2種類の動物で作成し、肝再生を検討。結果:WTと比較しKOで肝再生が有意に遅延した。BrdUならびにKi-67陽性細胞数は減少、Cyclin D1の発現と、肝TNF-αならびにIL-6mRNA発現も有意に低下した。WTにおける脾摘群は、非脾摘群と比較し有意に肝再生が遅延していたが、KOでは脾摘は影響を与えなかった。
詳細検索
アプリバナー iPhone版,iPad版 Android版