演題

OP-075-7

マウス同所肺移植モデルを用いた肺移植後閉塞性細気管支炎の特徴

[演者] 三村 剛史:1
[著者] Lama Vihba:2, 見前 隆洋:1, 吉屋 智晴:1, 宮田 義浩:1, 岡田 守人:1
1:広島大学原爆放射線医科学研究所腫瘍外科, 2:ミシガン大学内科

【目的】肺移植後の閉塞性細気管支炎(BO)の機序解明は,肺移植の成績を向上するために不可欠であり,我々は同所性マウス左片肺移植を用いた慢性拒絶反応モデルを作成したので報告する.【方法】同所性マウス左片肺移植を確立し,この手法をマウスの様々な系統の組み合わせに対して行った.【結果】移植片対宿主病(GVHD)モデルで使用される組み合わせであるB6D2F1/J (H2b/d) をドナー,DBA/2J (H2d)をレシピエントとして用いた同所性マウス左片肺移植では,術後28日後までに全例でドナー肺の線維化を認めた.術後14日目をピークに炎症細胞浸潤を傍気管支,傍血管領域に認め,その後28日目には同部位に線維化を認めた.術後40日目にはさらなるコラーゲンの増加や平滑筋のhypertrophyを認めた.【結果】我々は同所性マウス左片肺移植を用いて,継続的に再現可能な慢性拒絶反応モデルを確立した.今後このモデルが肺移植後BOの機序解明に貢献すると考える.
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