演題

OP-075-5

Pioglitazone投与による気管移植動物モデルの拒絶反応抑制、FoxP3陽性細胞の集積

[演者] 重信 敬夫:1
[著者] 大塚 崇:1, 朝倉 啓介:1, 神山 育男:1, 河野 光智:1
1:慶應義塾大学呼吸器外科

【目的】肺移植後の慢性期合併症であるbronchiolitis obliterans syndromeにおいて予防法及び治療法の改善、開発が重要な課題である。PPARγに対するリガンドであるPioglitazoneにより、グラフトへの拒絶反応を軽減することが可能であること検討した。【方法】マウス同所気管移植モデルで検討した。BALB/c またはC57BL/6をドナー、C57BL/6をレシピエントとし、実験群ではPioglitazoneを5mg / kg の量で術前2日より連日腹腔内投与し、移植後7日で犠牲死させ、グラフトを評価した。【結果】Pioglitazone投与群でグラフトの 気管内腔狭窄抑制が認められた。T cellのグラフトへの浸潤は抑制しなかったが、Regulatory T cell(FoxP3陽性細胞)の集積を認めた。さらにreal time PCRで炎症性サイトカインの発現量低下を認めた。【結論】Pioglitazone投与によりマウス気管移植モデルにおけるグラフトへの拒絶反応を軽減することができた。
詳細検索
アプリバナー iPhone版,iPad版 Android版