演題

OP-075-2

ヒトでの肺切除後代償性肺成長は起こるのか−生体肺移植ドナー術後同側残存肺での画像検討

[演者] 志熊 啓:1
[著者] 陳 豊史:1, 大畑 恵資:1, 久保 武:2, 小熊 毅:3, 松本 久子:3, 室 繁郎:3, 山田 徹:1, 佐藤 雅昭:1, 毛受 暁史:1, 青山 晃博:1, 佐藤 寿彦:1, 園部 誠:1, 大政 貢:1, 伊達 洋至:1
1:京都大学呼吸器外科, 2:京都大学放射線診断科, 3:京都大学呼吸器内科

背景 肺切除後残存肺の体積の増大はしばしば観察される事象であるが「代償性肺成長」とはみなされていない。そこで肺移植ドナーという健常肺症例の下葉切除術後の同側残存肺の変化をCT上で評価し、「代償性肺成長」の可能性について検討した。目的 健常ドナー下葉切除の術前後の肺CT画像を量的質的変化で評価する。対象 下葉切除後1年後フォローした生体肺移植ドナー31名。性別 (M/F): 20/11, 年齢39.1±11.2 (20-60), 右/左: 18/13方法 術前と術後1年で右ドナーにおける右上中葉、左ドナーにおける左上葉の3D-CT解析、D値解析を行った。結果1 全肺容量3D-CT解析 全31症例で術前後の肺容量は増加し、増加率は49.4%であった。結果2 術前後のD値の減少(ΔD)によって2群に分類した。D減少群:ΔDが-0.2以下8例、D不変群:ΔDが-0.2以上 23例。D不変群で肺容量の増加にもかかわらず肺の質的評価では術前後で差を認めなかった。
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