演題

OP-074-8

巨大腫瘍に対する右葉切除時のアクアハンギング法

[演者] 水口 徹:1
[著者] 目黒 誠:1, 沖田 憲司:1, 西舘 敏彦:1, 植木 知身:1, 太田 盛道:1, 今村 将史:1, 木村 康利:1, 信岡 隆幸:1, 伊東 竜哉:1, 石井 雅之:1, 平田 公一:1
1:札幌医科大学消化器・総合、乳腺・内分泌外科

【諸言】ハンギングマニューバー法はこれまでに多くの報告がなされてきた。われわれは、小さい創からでも容易に施行できるアクアハンギング法を考案した。【方法】39例の肝右葉切除における治療成績をアクアハンギング法(A法)と従来法(C法)と比較検討した。ビデオでは13㎝の腫瘍に対する手技を提示する(出血量: 300 ml, 手術時間: 295分)。【結果】肝機能背景や腫瘍背景に両群間で有意差を認めなかった。手術時間、出血量で両群間に有意差を認めた。また、肝授動を肝切離後に行い得たのは、A法で成功率が高かった。全生存期間には有意差をみとめなかったものの、無再発生存期間は両群間に有意差を認めた。肝切離に先行した授動操作を行わなかった群は肝切離前に授動を行った群に比較すると、平均腫瘍径が大きく、手術時間は短く、出血量は少なく)、A法による方法が多かった。【結語】アクアハンギング法はシンプルで、小切開創からでも施行可能である。
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