演題

OP-074-1

当科における解剖学的肝切除手技の定型化と治療成績の検討

[演者] 折茂 達也:1
[著者] 神山 俊哉:1, 横尾 英樹:1, 柿坂 達彦:1, 若山 顕治:1, 敦賀 陽介:1, 蒲池 浩文:1, 武冨 紹信:1
1:北海道大学消化器外科I

【背景】解剖学的肝切除の必要性は広く認められている。【目的】当科の解剖学的肝切除の妥当性を検証する。【方法】右葉・左葉切除では肝門部脈管の個別処理を行う。前区域切除は胆嚢板胆摘を行い、前区域・右グリソン枝の頭腹側をレネック被膜に沿って剥離し、前区域のみをテーピングし切除範囲を同定している。後区域切除は前枝、右グリソン枝をテーピングし引き算で後枝グリソンを確保している。右葉系の亜区域切除ではICG蛍光法とニードルガイディングテクニックを併用し責任グリソンを同定、処理する。【結果】2000年から2014年まで解剖学的肝切除は1006例に施行し、HrS 145例、Hr1 273例、Hr2 533例、Hr3 55例であった。手術時間、出血量中央値はHrS 304分-270ml、Hr1 342分-362ml、Hr2 389分-480ml、Hr3 389分-860mlであった。Clavien-Dindo 分類Grade III以上の合併症は97例(9.6%)に認めた。【結語】当科の解剖学的肝切除は安全に施行可能であった。
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