演題

OP-073-5

ミラノ基準内肝細胞癌における腫瘍マーカー陽性度の影響—RFA vs Surgical resection—

[演者] 上野 昌樹:1
[著者] 速水 晋也:1, 山口 俊介:1, 川井 学:1, 廣野 誠子:1, 岡田 健一:1, 宮澤 基樹:1, 清水 敦史:1, 瀧藤 克也:1, 堀田 司:1, 松田 健司:1, 中村 公紀:1, 山上 裕機:1
1:和歌山県立医科大学第二外科

【はじめに】ミラノ基準内肝細胞癌(HCC)に対するRFA/Surgical resection(SR)の予後を腫瘍マーカー陽性度の観点から検討した.【対象】Child 7点以下のミラノ基準内HCC.【方法】腫瘍マーカー(AFP/AFP-L3 /PIVKA-II)の正常上限値でScore化(0/1/2/3)し,RFA/SRの予後解析を行った.【結果】Score別に,RFA(52/68/47/39例)・SR(23/66/33/34例)で,背景に差のある集団である.RFA,SRのScore別の2年無再発生存は82/66/34/23%,65/60/52/54% (P値;0.04/0.06/0.02/<0.01)であった.Score別の独立再発危険因子(odds[95%信頼区間])は,Score0:複数腫瘍(2.4[1.2-4.8])とSR(1.3[1.0-1.9])/Score1:Child-B(1.4[1.1-1.8])/Score2: RFA(1.6[1.0-2.5])/Score3: RFA(1.4[1.0-1.9])であった.Score3ではRFAは生命予後にも影響した.【まとめ】RFAの成績は腫瘍マーカーの陽性度数に強く影響された.複数種の腫瘍マーカーの測定は,HCC治療選択のよい指標になるかもしれない.
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