演題

OP-073-1

系統的切除は病理学的脈管侵襲陽性(Vp1)症例の予後を改善できるか?

[演者] 大石 正博:1
[著者] 水野 憲治:1, 加藤 大:1, 山村 方夫:1, 池田 秀明:1, 谷 悠真:1, 小寺 正人:1, 山下 裕:1
1:鳥取市立病院外科

(目的)病理学的脈管侵襲陽性(Vp1)と系統的切除(AR)の予後に与えるimpactを解析し(検討①)、ARを行うことでVp1の予後を変え得るのか(検討②)検討した。(方法)肝細胞癌切除症例81例(3cm、3個以内肉眼的脈管侵襲の無し)。検討①:14項目の危険因子で、 無再発生存率について検討。検討②VpとARの有無で4群に分け、層別解析。Group A (n=50): Vp0, AR、Group B (n=11):Vp0, non-AR、Group C (n=15):Vp1, AR、Group D (n=5): Vp1, non-AR。(結果)検討①多変量解析ではVp1(HR 3.14, p=.005)とPIVKA-II>40 (HR 3.05, p=.008)が有意な危険因子となったが、ARは予後因子とならなかった。検討②DFSはA群とB群はほほ同等であったが、C群はD群より有意(P=0.038)に良好であり、Vp1ではARを行うことで予後を改善することができた。(結語)Vp1は強力な予後因子であるが、層別解析からVP1であってもARを行うことで無再発生存率が改善した。
詳細検索
アプリバナー iPhone版,iPad版 Android版