演題

OP-072-6

当科における高度脈管侵襲を伴う肝細胞癌に対する治療成績

[演者] 徳光 幸生:1
[著者] 爲佐 卓夫:1, 松隈 聰:1, 徳久 善弘:1, 坂本 和彦:1, 上野 富雄:1, 硲 彰一:1, 岡 正朗:2
1:山口大学消化器・腫瘍外科, 2:山口大学

【目的】当科の高度脈管侵襲(Vp3以上、Vv2以上、B3以上)を伴うHCCについて検討。【対象】1995年から2013年までの切除例52症例を対象。【結果】男/女=42/10例、平均年齢58.7歳、背景肝=B型:17例、C型:22例、BC重複:4例、非B非C:9例、Liver damage A:38例、B:14例。腫瘍存在範囲はHs/H1/H2/H3/H4=3/11/26/4/8例、N(+)7例、M(+)10例あり。肝切除範囲はHr1/Hr2/Hr3=8/37/7例で、術前治療:7例、術後補助療法:12例に施行。全例の1年、3年生存率は56.8%、29.2%、生存解析では単変量でH3以上、Vp3以上、複数脈管侵襲あり、Liver damage Bで有意に予後不良(p<0.05)、術前治療施行例で予後良好な傾向あり(p=0.051)。多変量は術前治療あり(p<0.05, HR:0.20 [95%CI 0.03-0.77])、Liver damage B(p<0.05, HR:3.00 [95%CI 1.32-6.55])が独立した予後因子。【結語】高度脈管侵襲を伴うHCCに対する術前治療が予後改善に寄与する可能性あり。
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