演題

OP-072-5

高度脈管侵襲(Vp3/4)を伴う肝細胞癌に対する外科切除の意義

[演者] 森 治樹:1
[著者] 磯谷 正敏:1, 原田 徹:1, 金岡 祐次:1, 亀井 桂太郎:1, 前田 敦行:1, 高山 祐一:1, 深見 保之:1, 尾上 俊介:1, 大塚 新平:1, 川勝 章司:1, 米川 佳彦:1, 千馬 耕亮:1, 堀米 香世子:1, 渡邊 夕樹:1, 吉川 晃士朗:1, 寺﨑 史浩:1
1:大垣市民病院外科

[目的]Vp3/4を伴う肝細胞癌(HCC)に対する外科切除の意義を明らかにする.[対象と方法]2001年~2014年に経験したVp3/4併存HCCは102症例.肝切群9例(追加内科治療3例含む),肝動注化学療法(HAIC)を中心とした内科治療群32例(追加外科治療3例含む),緩和治療を行った症例61例であった.[結果]術式は拡大肝右葉切除1例,肝右葉切除4例,肝左葉切除3例,肝外側区域切除(腫瘍栓摘出)1例.手術時間248分,出血量1123gで,Clavien分類III以上の術後合併症2例,在院死は肝不全の1例であった.肝切群,内科治療群,緩和治療群の生存期間中央値(MST)はそれぞれ9.6,4.9,1.6ヵ月であった.また肝切除と内科治療併用(6例)のMSTは20.1ヵ月で有意に予後良好であった.全症例の単変量解析はChild A (p<0.001),腫瘍径7cm未満 (p=0.01),単発 (p=0.028)が予後規定因子であった.多変量解析はChild A (p<0.001)のみ抽出された.[結語]外科切除と内科治療を併用できた症例は予後が期待できる.
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