演題

OP-072-4

高度脈管侵襲を伴う進行肝細胞癌に対する当科での集学的治療戦略

[演者] 石崎 守彦:1
[著者] 海堀 昌樹:1, 松井 康輔:1, 飯田 洋也:1, 坂口 達馬:1, 松島 英之:1, 中竹 利知:1, 井上 健太郎:1, 權 雅憲:1
1:関西医科大学外科

【目的】当科での高度脈管侵襲を伴う肝細胞癌に対する集学的治療につき報告。【方法】切除不能sorafenib142例うち高度脈管侵襲に対するsorafenib+CDDP分割肝動注併用療法35例につき検討。【結果】Sorafenib単剤94例の奏功率3%、病態制御70%、TTP4.2カ月、OS25.4カ月、高度脈管浸潤例に対するsorafenib+肝動注35例の奏功率25.7%、病態制御77.1%、TTP6.8ヵ月、OS11.6ヵ月、SHARP study脈管侵襲108例のTTP4.1ヵ月、OS8.1ヵ月と比較し良好。切除へconversionは3例、1例はVp3へ改善、1例はVv3退縮しIVC楔状切除、1例はIVC合併切除+人工血管置換術、3例とも無再発。奏功例9例のTTP11.8か月、OS24.1か月、高度脈管侵襲切除21例のTTP8ヵ月、OS16ヵ月と比較し同等。OSに寄与する有意な予後因子は治療期間と後治療。【考察】高度脈管侵襲を伴う切除不能例に対するsorafenib+肝動注併用療法は、切除へconversionや後治療により予後改善が期待できる。
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