演題

OP-071-7

高齢者に対する腹腔鏡下肝細胞癌切除術の安全性と有用性の検討

[演者] 野沢 彰紀:1
[著者] 竹村 茂一:1, 坂田 親治:1, 田中 肖吾:1, 新川 寛治:1, 浦田 順久:1, 西岡 孝芳:1, 木下 正彦:1, 濱野 玄弥:1, 伊藤 得路:1, 青田 尚哲:1, 江田 将樹:1, 上西 崇弘:1, 奥田 豊一:2, 久保 正二:1
1:大阪市立大学肝胆膵外科, 2:ツカザキ病院 外科

【目的】高齢者における腹腔鏡下肝細胞癌(肝癌)切除成績から、その安全性・有用性を検討した。【対象】2008年から2012年に当科で肝癌に対して肝切除術が施行された75歳以上の高齢者89例を腹腔鏡下肝切除群(L群、n=23)と開腹群(O群、n=66)に分類し、術前・手術・術後因子を比較した。さらに80歳以上の超高齢者20例についてもL群(n=5)、O群(n=15)に分類し、比較した。【結果】高齢者の比較では糖尿病や他臓器疾患の罹患率、腹部手術既往に差はなかったが、L群で高血圧、呼吸器疾患が多かった。L群では肝部分切除が多く、手術時間に差はなかったが、出血量が少なかった。術後合併症発生率に差はなかったが、L群で術後在院日数が短かった。超高齢者の比較では、基礎疾患、併存疾患、術式、出血量、手術時間、術後合併症の発生率及び在院日数に差は認められなかった。【結論】高齢者肝癌に対する腹腔鏡下肝切除術は、対象症例を選択すれば安全で有用である。
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