演題

OP-071-5

高齢者非B非C巨大肝癌に対する外科治療

[演者] 木村 祐太:1
[著者] 脊山 泰冶:1, 谷 圭吾:1, 高濱 佑己子:1, 稲田 健太郎:1, 和田 郁雄:1, 真栄城 剛:1, 宮本 幸雄:1, 梅北 信孝:1
1:東京都立墨東病院外科

【はじめに】高齢者非B非C肝癌症例は増加しつつあるが、その手術適応に関する確立された基準はない。今回、当院における非B非C肝癌切除症例、特に高齢者の巨大肝癌に対する手術適応を検討した。【方法】対象は2001年1月から2014年4月の間に、当院で初回肝切除を行った非B非C肝癌 57例。高齢者群16例(28.1%, 75-88歳)と非高齢者群41例(71.9%, -74歳)に分け、臨床病理所見を検討した。手術適応は肝機能、腫瘍条件、全身リスクに加え、ADLを加味して決定した。【結果】手術は、部分切除を行ったのが非高齢者群 12例(29.3%)、高齢者群 8例(50%)であり、葉切除以上は非高齢者群 11例(26.8%)、高齢者群 4例(25%)であった。30日以内の周術期死亡はなかったが、術後90日以内の在院死亡は両群ともに1例ずつあった(非高齢者群 2.4%、高齢者群 6.3%)。【結語】高齢者ハイリスク非B非C巨大肝癌症例に対しADL評価を含めた患者選択、安全性を優先した術式選択が重要である。
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