演題

OP-071-4

75歳以上の高齢者肝癌に対する手術成績の検討

[演者] 片桐 敏雄:1
[著者] 大塚 由一郎:1, 久保田 喜久:1, 田村 晃:1, 土屋 勝:1, 前田 徹也:1, 石井 淳:1, 木村 和孝:1, 白鳥 史明:1, 島田 英昭:1, 金子 弘真:1
1:東邦大学医療センター大森病院消化器外科

高齢者に対する開腹術および腹腔鏡下肝切除術の成績を比較検討した.最近5年間で施行した75歳以上肝切除術57例を対象とした.開腹術群24例と腹腔鏡手術群33例の成績を比較し検討した.低侵襲性の評価としてE-Pass Scoring systemを用い,術後せん妄の評価としてNEECHAM Confusion Scale両群間の比較を行った.平均年齢は,開腹術群78.0歳,腹腔鏡手術群80.2歳であった.両群間でPS,ASA分類,ICG15分停滞値,肝障害度,Child-Pugh分類、手術時間,両群間の手術手技,術式、術後合併症において有意差は認めなかった. E-Pass Scoring systemでは,手術侵襲スコア,総合リスクスコアにおいて開腹術群が高く有意差を認めた.NEECHAM Confusion Scaleでは,有意差は認めなかった.高齢者に対して肝切除術はせん妄を含めた周術期管理がなされれば,良好な術後の成績,QOLを提供し得ると考えられた.
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