演題

OP-071-2

高齢者肝細胞癌に対するmajor hepatectomy後の肝再生に関する検討

[演者] 安田 里司:1
[著者] 野見 武男:1, 山戸 一郎:1, 北東 大督:1, 尾原 伸作:1, 庄 雅之:1, 山田 高嗣:1, 赤堀 宇広:1, 川口 千尋:1, 木下 正一:1, 中島 祥介:1
1:奈良県立医科大学消化器・総合外科

【目的】高齢者HCCに対するmajor hepatectomyの安全性を検証するとともに,年齢による肝再生への影響を明らかにする【方法】2000年から2013年に施行したHCCのmajor hepatectomyを75歳以上(高齢者群)9例と75歳未満(非高齢者群)33例に分け,臨床病理学的因子及び肝再生率(術後1ヶ月および6ヶ月目の肝容積/術直後の残肝容積)を比較検討した【結果】1.背景と手術成績:併存疾患,BMI,血小板数,術前肝機能,腫瘍因子に有意な差はなかった.術式,手術時間,出血量に差を認めず,術後合併症,術後在院日数に差を認めなかった.2.肝再生:肝再生率は術後1, 6ヶ月で各々高齢者129,160%, 非高齢者150,164%と差を認めなかった.年齢,術前肝機能,肝不全を含む術後合併症と肝再生率の関連はなく肝切除割合(切除肝容積/全肝容積)のみ正の相関が見られた【結語】高齢者major hepatectomy安全に施行可能であり,一因として肝再生が年齢によって影響を受けないことが考えられた
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