演題

OP-071-1

加齢に伴う肝機能の変化について

[演者] 脇屋 太一:1
[著者] 柴田 滋:1, 須藤 武道:1, 成田 淳一:1, 長谷川 善枝:1, 袴田 健一:2, 山中 祐治:1
1:弘前市立病院外科, 2:弘前大学消化器外科

【諸言】肝疾患に対し根治術の適応となる高齢者数が増加傾向にある。根治除の際、肝予備能の評価が不可欠であるが、加齢に伴う肝機能の変化について、十分な検討がなされてはいない。本研究の目的は、加齢に伴う肝機能の変化を明らかにすることである。【対象と方法】2011年1月から2012年12月の間に当科で施行した全身麻酔手術症例1006例中、手術時年齢が60-80歳で、除外基準のない344例。手術時年齢で、60-64歳(A群)、65-69歳(B群)、70-74歳(C群)、75-79歳(D群)の4群に分け、術前肝機能について後方視的に解析、各群で比較検討した。【結果】身長、体重、体表面積は加齢に伴い低値を示した。血液検査値では、AlbやChE値は、高齢者が低値を示したが、統計学的有意差は、D群と各群間において認めるのみであった(各々P < 0.01)。T-Bil、AST/ALT、Plt、PT-INR値は年齢による差を認めなかった。【結語】加齢に伴う肝機能の変化は一定ではない。
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