演題

OP-070-4

小児生体ドミノ肝移植における一次レシピエント手術の工夫

[演者] 岡田 憲樹:1
[著者] 浦橋 泰然:1, 井原 欣幸:1, 眞田 幸弘:1, 山田 直也:1, 平田 雄大:1, 佐久間 康成:2, 笹沼 英紀:2, 森嶋 計:2, 安田 是和:2, 水田 耕一:1
1:自治医科大学移植外科, 2:自治医科大学消化器一般外科

【背景】小児生体ドミノ肝移植は疾患の稀少性や手技的な困難さより報告数が少ない。今回、二施設間で施行した小児生体ドミノ肝移植の一次レシピエント手術手技を供覧する。【対象と方法】レシピエントはメープルシロップ尿症の1歳女児。ドナーは34歳の父親。一次ドナーの外側区域グラフトは左肝動脈から分岐する右胃動脈を長く採取した。一次レシピエント手術における肝摘出では、肝動脈は総肝動脈で、門脈は本幹で、肝静脈は右肝静脈および共通幹で切離した。摘出した肝臓はドミノ肝移植の二次グラフトとして他施設に搬送された。再建は通常通りの方法で行った。【結果】レシピエントの肝摘出時間は3時間12分であった。術後は大きな合併症を認めず、移植後2ヶ月時に退院した。【結語】小児生体ドミノ肝移植の一次レシピエント手術では、一次レシピエントの安全性を確保した上で、二次レシピエントに配慮した血管切離ラインの選択が必要である。
詳細検索
アプリバナー iPhone版,iPad版 Android版