演題

OP-069-1

生体肝移植ドナー407例の3D画像を用いた解剖学的破格の検討 -特に門脈・胆管走行の関連について-

[演者] 武石 一樹:1
[著者] 調 憲:1, 吉田 佳弘:1, 栗原 健:1, 冨野 高広:1, 王 歓林:1, 別城 悠樹:1, 今井 大祐:1, 中川原 英和:1, 木村 光一:1, 松本 佳大:1, 伊藤 心二:1, 播本 憲史:1, 山下 洋市:1, 池上 徹:1, 吉住 朋晴:1, 前原 喜彦:1
1:九州大学消化器・総合外科

【目的】門脈(PV)、肝動脈(HA)の走行と胆管(BD)の走行の破格の頻度とその関連について明らかにすること。【対象・方法】生体肝移植ドナー407例。PV、HA、BDの走行を右、左に分岐後に右枝より前区域枝、後区域枝が分岐しているものを正常分岐、それ以外を破格とした。【結果】PV、HA、BDの破格の頻度は11%、25%、25%。PVが正常分岐よりも破格を認める症例の方が有意にBDの破格の頻度が多かった(20% vs 61%,p<0.05)。HAの破格とBDの破格の頻度に相関なし。後区域BDの北回り、南周りの頻度はそれぞれ88%、12%。PVが正常分岐よりも破格を認める症例は有意に南周りの頻度が多い(27% vs 10%, p<0.05)。後区域BDが左BDから分岐する症例は33例。後区域BDが尾状葉枝よりも遠位にて分岐する症例なし。【まとめ】PVの走行の破格はBDの走行の破格と相関を認め、後区域胆管の南周りの頻度はPVの走行破格と相関を認めた。これらは、脈管走行破格の手助けとなる可能性がある。
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