演題

OP-068-7

遠位胆管癌における術後長期経過後再発症例の検討

[演者] 天谷 公司:1
[著者] 清水 康一:1, 中山 啓:1, 東 勇気:1, 寺井 志郎:1, 渡邉 利史:1, 川原 洋平:1, 寺田 逸郎:1, 山本 精一:1, 加治 正英:1, 前田 基一:1
1:富山県立中央病院外科

【はじめに】遠位胆管癌における術後長期経過後の再発例についてはこれまで十分検討されていない。【対象】1997年から2010年に経験した遠位胆管癌47例。【結果】全症例の平均年齢66.3歳、男女比35:12、術式は胆管切除4、膵頭十二指腸切除43、転帰は無再発10、再発生存3、原病死27、他病死2、その他5で、5年生存39.0%、5年無再発36.7%であった。生存期間に寄与する因子は、EM, PV, Panc, N, ly, vで、再発部位は、局所17、肝11、リンパ節8、腹膜6、肺2であった。術後5年以後の再発は5例に認められたが(局所3、肝1、肝+腹膜1)、全例で断端浸潤、リンパ節転移を認めず、補助化学療法なしであった。少数例の検討だが、局所再発では部位がBmで表層進展やpnを伴い、遠隔転移では脈管浸潤や膵・十二指腸浸潤を伴う傾向がみられた。【結語】予後不良因子をもつ遠位胆管癌症例では、術後長期経過後の再発を十分念頭において経過観察する必要がある。
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