演題

OP-068-6

中下部胆管癌術後に対する早期再発予測因子の検討

[演者] 伊藤 康博:1
[著者] 佐久間 淳:1, 砂堀 さやか:1, 林 啓太:1, 山城 直嗣:1, 西谷 慎:1, 三原 康紀:1, 渋谷 慎太郎:1, 江川 智久:1, 林 忍:1, 長島 敦:1
1:済生会横浜市東部病院外科

(はじめに)胆管癌の多くは進行癌であり、早期再発を来す症例では特に予後不良である。(目的)中下部胆管癌術後1年以内に再発した早期再発予測因子について検討した。(対象と方法)当院で経験した中下部胆管癌57切除例を早期再発群13例(A群)と術後1年以降に再発または無再発44例(B群)の2群に分類した。(結果)A群、B群の1年、3年生存率は各々61.5%、10.3%および100%、85.5%とA群で有意に不良であった(p<0.0001)。単変量解析では、手術時間(8時間以上)、リンパ節転移陽性、深達度(ss以深)、組織型(tub2-3)、ly2以上、panc2以上、pn2以上の7項目が早期再発予測因子として挙げられた。多変量解析ではly2以上が独立した予測因子であった。(結語)今回の検討ではly2以上が唯一の予測因子であった。病理診断後速やかな追加治療が必要と考えた。一方、胆管癌に対して確立した補助化学療法は今のところ報告されておらず、今後の症例集積からさらなる検討が必要と考えた。
詳細検索
アプリバナー iPhone版,iPad版 Android版