演題

OP-068-4

遠位胆管癌切除例の生存分析による第6版胆道癌取扱い規約の検証

[演者] 三浦 文彦:1
[著者] 佐野 圭二:1, 天野 穂高:1, 豊田 真之:1, 和田 慶太:1, 伊藤 博道:1, 青柳 賀子:1, 渋谷 誠:2, 池田 豊:1, 貝沼 雅彦:1, 高橋 邦彦:1, 早野 康一:2, 松原 久裕:2
1:帝京大学外科, 2:千葉大学先端応用外科

【目的】胆道癌取扱い規約第6版の妥当性を検証するために、遠位胆管癌切除例について検討を加えたので報告する。【方法】遠位胆管癌切除例138例を対象とした。主な変更点について生存分析を行った。【結果】1)第6版ではpT4は0例だった。pT3・4のMST(月)は、第5版でpT3: 25 vs. pT4: 22(p=0.218)、第6版でpT3a: 24 vs. pT3b: 8(p=0.004)だった。2) 第6版のpT2はss (第5版pT2)とse (第5版pT3)から成るが、MSTは、ss: 40 vs. se: 25 (p=0.721)だった。3)第5版のpN別のMSTは、pN1: 27, pN2: 16, pN3: 12で、pN1 vs. pN2に有意差(p=0.017)を認めた。第6版のpN1とM1のMSTは 9 vs. 12 (p=0.207)だった。4)第6版ではT3a・T3bN0= StageIIA、T4AnyN= Stage IIIだが、pT3bをpT4とすると、より良好な層別化が可能だった。【結語T3bをT4として進行度を上げるべきである。seをpT2とするのは妥当と考えられたが、N因子については細分類を考慮するべきである。
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