演題

OP-068-2

当院における肝外胆管癌治療成績の変遷

[演者] 加藤 祐一郎:1
[著者] 高橋 進一郎:1, 後藤田 直人:1, 木下 敬弘:2, 芝﨑 英仁:2, 北口 和彦:1, 中山 雄介:1, 岡田 嶺:1, 高橋 大五郎:1, 大久保 悟志:1, 小西 大:1
1:国立がん研究センター東病院肝胆膵外科, 2:国立がん研究センター東病院胃外科

<はじめに>ここ10年間に胆管癌に対する診断・治療技術は格段の進歩を遂げており、胆管癌の治療成績も飛躍的に向上した。<対象と方法>対象は1992年から2014年に当院において根治切除目的で手術が施行された肝外胆管癌276例を対象とし、前期群(1992-2003年)と後期群(2004-2014年)に分け、臨床病理学的因子と術後治療成績を比較検討した。<結果>前期群と後期群の比較で有意差を認めたのは合併症率(70.4:52.8%, p=0.004)、治療関連死(17.3%:1.7%, p<0.001)、術後補助化学療法(0.0:14.6%, p<0.001)、胆管断端陽性率(36.7:21.3%, p=0.009)、再発後化学療法(14.0:72.6%, p<0.001)などの因子であり、5年生存率(17.3:45.5%, p<0.001)と後期群で有意に良好であった。<まとめ>術後治療成績は後期群において有意に良好であり、これは診断技術の進歩、手術手技の確立、周術期管理技術の向上、術後補助/再発化学療法の開発が進んだことなどが理由と考えられた。
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