演題

OP-067-5

十二指腸乳頭部癌手術症例のリンパ節転移に関する臨床病理学的検討

[演者] 米森 敦也:1
[著者] 岡村 圭祐:1, 安保 義恭:2, 加藤 健太郎:3, 田本 英司:1, 土川 貴裕:1, 中村 透:1, 海老原 裕磨:1, 倉島 庸:1, 七戸 俊明:1, 平野 聡:1
1:北海道大学消化器外科Ⅱ, 2:手稲渓仁会病院外科, 3:北海道消化器科病院外科

【目的】多施設共同で症例を集積し、十二指腸乳頭部癌の予後因子について検討する。【対象と方法】当科および当科関連2施設で根治切除手術を施行した102例について臨床病理学的な検討を行った。【結果】局所進展度はpTisが3例pT1aが13例、pT1bが20例、pT2が41例、pT3aが17例、pT3bは8例であり、進行するほど予後不良であった(P=0.0365)。領域リンパ節転移陽性32例は陰性70例に比べて有意に予後不良であり(P=0.0010)、転移個数が3個以上の11例は、2個以下の21例よりも有意に予後不良であった(P=0.0139)。【結論】リンパ節転移はpT2以上であれば半数近くで陽性であり、上腸間膜動脈周囲や肝十二指腸間膜内も郭清範囲として考慮すべきである。リンパ節転移個数が3個以上になるとさらに予後不良となるため、補助療法追加の適応とすべき可能性がある。
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