演題

OP-067-4

臨床病理学的検討に基づく十二指腸乳頭部癌切除例の至適治療方針について

[演者] 藤本 崇聡:1
[著者] 大塚 隆生:1, 伊達 健治朗:1, 木村 英世:1, 松永 壮人:1, 渡邉 雄介:1, 田村 公二:1, 宮坂 義浩:1, 山田 大輔:1, 高畑 俊一:1, 田中 雅夫:1
1:九州大学臨床・腫瘍外科

【目的・方法】十二指腸乳頭部癌41例について、術後再発/予後に及ぼす因子を解析し、至適治療方針を検討した。【結果】男/女=21/20 (平均 66.4歳)、fStage 0/ⅠA/ⅠB/ⅡA/ⅡB/Ⅲ/Ⅳ=2/10/5/6/14/2/2 (5年生存率 62%)。術後生存期間の単変量解析では組織型、リンパ節転移、膵浸潤、神経浸潤、リンパ管浸潤、静脈浸潤が、多変量解析では、リンパ節転移陽性、CA19-9高値が有意な予後予測因子であった。再発に関しては、単変量解析ではリンパ節転移、静脈浸潤、リンパ管浸潤が、多変量解析ではリンパ節転移陽性のみが有意な再発予測因子であった。粘膜内癌6例にリンパ節転移はなく、Oddi括約筋浸潤のある2例でリンパ節転移を認めた。また術後補助化学療法は全生存・無再発生存期間の延長に影響しなかった。【結語】十二指腸乳頭部癌の早期診断への取り組みが必要である。また術後補助化学療法は、有意な予後延長因子ではなく、他の新たな治療法の確立が必要である。
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