演題

OP-067-2

胆道癌取扱い規約第6版に基づく遠位胆管癌と乳頭部癌の治療成績と治療方針

[演者] 下田 啓文:1
[著者] 北郷 実:1, 板野 理:1, 篠田 昌宏:1, 八木 洋:1, 阿部 雄太:1, 日比 泰造:1, 北川 雄光:1
1:慶應義塾大学一般・消化器外科

緒言:胆道癌取扱い規約第6版による遠位胆管癌および乳頭部癌の外科的治療成績および両者の予後不良因子について検討した。対象:1972年以降に当院で外科治療された遠位胆管癌100例、乳頭部癌68例を対象とした。術式の内訳は、遠位胆管癌は膵頭十二指腸切除(PD)83例、肝膵同時切除(HPD)5例、胆管切除12例、乳頭部癌ではPD 58例、局所切除4例、胆管切除1例、内視鏡的切除4例であった。結果:第6版によるそれぞれの進行度は乳頭部癌で早期症例(StageI)と進行症例(StageIV)が多い傾向であった。全症例の5年生存率は遠位胆管癌46%、乳頭部癌58%と乳頭部癌で予後が良好であった。遠位胆管癌はpPV、pA、pN、乳頭部癌ではpDU, pPanc、pNが予後不良因子であった。結語:遠位胆管癌は乳頭部癌に比べてStageIIの症例が多く、予後不良な傾向であった。脈管系浸潤は遠位胆管癌、膵・十二指腸浸潤は乳頭部癌、リンパ節転移は両者の予後不良因子であった。
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