演題

OP-067-1

十二指腸乳頭部癌の免疫組織化学的検討

[演者] 浅野 栄介:1
[著者] 岡野 圭一:1, 西浦 文平:1, 和田 侑希子:1, 上村 淳:1, 野毛 誠示:1, 前田 典克:1, 西村 充孝:1, 大島 稔:1, 山本 尚樹:1, 赤本 伸太郎:1, 高橋 英幸:1, 藤原 理朗:1, 臼杵 尚志:1, 鈴木 康之:1
1:香川大学消化器外科

目的:十二指腸乳頭部癌の免疫組織化学的評価が臨床経過にどのように反映するかを検討した。方法:1990年12月から2012年7月までに当科で十二指腸乳頭部癌に対して、膵頭十二指腸切除術を施行した31例を対象に、免疫組織化学的評価として、9項目(CK20、CK7、CDX2、MUC1、MUC2、p53、p16、Smad4/Dpc4、βカテニン)を評価し、予後や臨床病理学的因子との関係について統計学的に検討した。結果:症例は男性19例、女性12例で、平均年齢は68.4歳(46-83歳)であった。全体の術後全生存率は、1年:85.7%、3年:60.9%、5年:50.0%であった。無再発生存率においては、組織型(p=0.028)、膵浸潤(p=0.003)、進行度(p=0.040)、MUC1(p=0.036)、p53(p=0.045)が、全生存率においては、膵浸潤(p<0.0001)、p53(p=0.029)がそれぞれ有意な因子として挙げられた。結語:十二指腸乳頭部癌に対する免疫組織化学的評価、特にMUC1、p53は、予後予測に有用であることが示唆された。
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