演題

OP-066-7

総胆管結石に対する胆管十二指腸吻合、胆管空腸吻合術後の長期経過に関する検討

[演者] 岡野 美々:1
[著者] 樋口 亮太:1, 谷澤 武久:1, 植村 修一郎:1, 梶山 英樹:1, 太田 岳洋:1, 新井田 達雄:1, 山本 雅一:1
1:東京女子医科大学消化器外科

【背景】原発性総胆管結石、内視鏡的治療困難例や再発例の総胆管結石(BS)に対し、胆管十二指腸吻合術(CD)や胆管空腸吻合術(CJ)が行われる。【目的】BSに対するCDとCJの長期経過の検討を行った。【対象と方法】1967-2013年に外科治療を行ったBS263例(原発性139例)のうち、CD84例、CJ53例を対象とし、術式別の背景比較、手術成績、長期予後について検討した。【結果】平均観察期間は約10年であった。術後胆管炎発生率はCDで11%、CJで7%と有意差を認めず。術後胆管炎発症までの平均期間はCDは112.5ヶ月、CJは99ヶ月で有意差を認めず。術後胆道癌の発生率はCDが1%、CJが5%で有意差を認めなかった。【考察】BSに対する術式の検討はPubMedにて16文献あり平均観察期間は4.6年で術後胆管炎発症率はCDで4.1%、CJで16%であった。【結語】2群間の長期予後に差はなく、各術式の長所・短所を理解した上で症例に合わせた術式選択が望ましい。
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