演題

OP-066-6

総胆管結石症の再発予測について

[演者] 根東 順子:1
[著者] 北川 大:1, 中村 俊彦:1, 椛島 章:1, 寺本 成一:2, 斉藤 元吉:1, 舟橋 玲:1, 足立 英輔:1, 池田 陽一:1
1:九州中央病院外科, 2:九州中央病院乳腺外科

【背景】総胆管結石症再発の病態は十分には解明されていない。【目的】再発に関する臨床学的な予測因子を検討する。【方法】2009年1月~2014年7月に治療した204例のうち、手術治療を行った166例を対象とした。再発あり群18例と再発なし群148例において、年齢、性別、総胆管径、総胆管結石の大きさ、総胆管結石の個数、傍乳頭憩室の有無、乳頭拡張術の有無、入院日数、術後合併症などを初回手術時のデータで比較検討した。【結果】再発あり群の初回手術は、胆嚢摘出+胆管切開10例、胆嚢摘出術後胆管切開8例。上記の項目のうち、総胆管径のみ有意差が認められ、再発あり群16.2±6.1ミリ、再発なし群11.8±4.2ミリであった。統計学的検討から総胆管径12ミリ以上の症例で術後に経過観察するのが適切と考えられた。【結語】総胆管径が大きい場合は胆管切開術を行っても総胆管結石症が再発する可能性が高いことが示唆され、長期的観察が必要と考えられた。
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