演題

OP-066-5

壊疽性胆嚢炎手術症例の検討

[演者] 沢 秀博:1
[著者] 福岡 英志:1, 村田 晃一:1, 御井 保彦:1, 大坪 大:1, 岡 成光:1, 岩谷 慶照:1, 黒田 大介:1
1:北播磨総合医療センター

【背景】壊疽性胆嚢炎は術前診断が困難で重篤な経過をたどることが多い。【方法】2012年4月から2014年7月まで経験した急性胆嚢炎は51例あり、そのうち、壊疽性胆嚢炎と診断された16例をretrospectiveに検討。【結果】平均年齢は74歳、男11例、女5例。右上腹部痛13例、胸痛1例、発熱2例。12例に高血圧や糖尿病など併存疾患を認めた。手術までの平均期間は3日。術前に壊疽性胆嚢炎と診断したのは2例であり重症診断は困難であった。手術は全例腹腔鏡下胆嚢摘出術(LC)で開始し15例にLCを完遂した。術後合併症として術後胆汁漏を2例に認めたが、保存的に軽快した。その他、超高齢者2例(97歳、100歳)で重篤な合併症を生じた。軽快症例の在院日数は平均11日であった。【結語】壊疽性胆嚢炎の診断は困難であった。超高齢者では致命的な術後合併症の可能性はある。LCで完遂した場合、術後合併症も少なく壊疽性胆嚢炎に対しLCは有用な術式と考えられた。
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