演題

OP-066-1

急性胆嚢炎症例におけるTokyo Guidelines 2013の推奨抗菌薬の検証

[演者] 浅井 浩司:1
[著者] 渡邉 学:1, 松清 大:1, 齋藤 智明:1, 榎本 俊行:1, 中村 陽一:1, 岡本 康:1, 斉田 芳久:1, 長尾 二郎:1, 草地 信也:1
1:東邦大学医療センター大橋病院外科

【はじめに】胆汁細菌の抗菌薬に対する最小発育阻止濃度(MIC)の検討を行いTG13の推奨抗菌薬の検証を行った。【対象および方法】急性胆嚢炎手術症例を市中感染と医療関連感染に分けて比較検討を行った。【結果】1) 市中感染におけるMIC評価の結果、TG13の軽症に推奨されている抗菌薬の耐性率はABPC 54.1%、CEZ 27.0%、CTM 21.6%、CTX 10.0%、FMOX 9.3%、CPZ/SBT 0%であった。中等症で推奨されている抗菌薬の耐性率はPIPC 9.6%、CTX 1.4%、CPZ/SBT 3.6%であった。2) 医療関連感染では83.3%に耐性が認められた。推奨抗菌薬の耐性率はPIPC 20%、CAZ 16.7%、IPM/CS 33.3%であった。VCM、TEICに対してはいずれも耐性株を認めなかった。【結語】軽症例には第2,3世代セフェム系薬を炎症程度に応じて選択するべきと考えられた。中等症例ではTG13の推奨抗菌薬はいずれも選択可能と考えられた。医療関連感染ではVCMやTEICなどを積極的に考慮するべきと考えられた。
詳細検索
アプリバナー iPhone版,iPad版 Android版