演題

OP-065-8

膵空腸吻合におけるBlumgart変法の膵液瘻予防因子

[演者] 皆川 昌広:1
[著者] 高野 可赴:1, 滝沢 一泰:1, 佐藤 良平:1, 仲野 哲矢:1, 油座 築:1, 相馬 大輝:1, 岡部 康之:1, 廣瀬 雄己:1, 森本 悠太:1, 三浦 宏平:1, 永橋 昌幸:1, 坂田 純:1, 亀山 仁史:1, 小林 隆:1, 小杉 伸一:1, 小山 諭:1, 若井 俊文:1
1:新潟大学消化器・一般外科

【背景】膵頭十二指腸切除術後の膵液瘻発生率においてBlumgart変法(MB法)が好成績である理由となる因子を検討した.【方法】当科にてMB法を施行した17症例において,術後早期CT画像から膵断端部膵液漏出を反映する最大乖離距離(MGD)を計測し,不完全外瘻チューブからの術後膵液排液量との相関を検討した.【結果】Grade B,C膵液瘻発生率はMB法5.8%,U字固定法(MB法における膵上面で結紮を行わず,ラプラタイにて固定)66.6%であった.MGDは術後3日目までの膵液排液合計量と相関があった(P=0.0017).【考察】U字固定法の成績から,膵断端部の締結が重要な因子であると思われる.また膵断端からの膵液漏出が膵液瘻発生に強く相関することから,MG法が吻合部密着性の強い吻合であると考えられる.【結語】MB法の膵液瘻予防に貢献する因子として断端締結と吻合部密着性が重要である.
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