演題

OP-065-6

膵頭十二指腸切除術後の膵液漏減少を目指して—当科におけるBlumgart変法の検討

[演者] 北見 智恵:1
[著者] 河内 保之:1, 牧野 成人:1, 西村 淳:1, 川原 聖佳子:1, 新国 恵也:1
1:厚生連長岡中央綜合病院外科

【はじめに】膵頭十二指腸切除(PD)後で膵液漏はいまだ頻度の高い合併症である.近年Blumgart法による良好な成績が報告されるようになってきた.【方法】対象はdrain排液amylase値を測定し早期drain抜去管理とした2010年10月から2014年8月のPD89例.従来法63例(膵管粘膜吻合9例、柿田式密着吻合54例)とBlumgart法26例を比較検討した.【結果】従来法とBlumgart法でドレーン留置期間は平均14日,11日,術後入院期間は平均27.9日,21.7日でBlumgart法が有意に短かった(P=0.01).ISGPF GradeB以上の膵液漏は従来法16例(25%),Blumgart法2例(8%)と有意に減少した(p=0.05).soft pancreasは従来法33例(52.4%),Blumgart法11例(42.3%)で,soft pncreas症例においてISGPF GradeB以上の膵液漏は従来法 14例(42.4%),Blumgart法2例(18%)と少ない傾向にあった(p=0.14).【考察】Blumgart法はISGPF GradeB以上の膵液漏の発生を減少させる手技である可能性が示唆された.
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