演題

OP-065-5

膵疾患に対する膵頭十二指腸切除における膵空腸吻合の検討

[演者] 富安 真二朗:1
[著者] 織田 枝理:1, 田中 洋:1, 石川 晋之:1, 杉田 裕樹:1, 有田 哲正:1, 八木 泰志:1, 廣田 昌彦:1, 馬場 秀夫:2
1:熊本地域医療センター外科, 2:熊本大学消化器外科

【背景と目的】膵液瘻(ISGPF Grade B以上)の頻度は日本膵切研究会によると19%. 当センターでは簡便な膵空腸端側陥入法(Hashimoto et al. Surg Today 2013)の有用性を検討することを目的.【対象と方法】2008年から2014年8月までに膵切除は159例. 膵頭十二指腸切除は90例あり76例の膵空腸吻合を検討. 膵空腸吻合は膵空腸端側陥入法(ESP群)46例,膵管空腸粘膜吻合法(DMP群)30例. 手術関連因子, 膵液瘻, 術後合併症, 術後合併症など両群間で比較検討.【結果】ESP群では膵soft/hard = 18/28, DMP群ではsoft/hard = 12/18と有意差認めず, ESP群における膵液瘻は, なし/A/B/C=31/5/10/0, DMP群では, なし/A/B/C=23/2/5/0で有意差なし. BMI, 手術時間, 出血量, 食事開始日, 術後合併症, 術後在院日数でも有意差なし.【結語】膵空腸端側陥入法と膵管空腸粘膜吻合法の膵液瘻発生には有意差を認めず, 簡便な膵空腸端側陥入法も膵空腸吻合の一つの選択肢となり得る.
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