演題

OP-065-3

膵頭十二指腸切除・膵管空腸粘膜吻合後における長期栄養と耐糖能評価

[演者] 飯澤 祐介:1
[著者] 岸和田 昌之:1, 出崎 良輔:1, 奥田 善大:1, 藤永 和寿:1, 高橋 直樹:1, 加藤 宏之:1, 村田 泰洋:1, 種村 彰洋:1, 安積 良紀:1, 栗山 直久:1, 水野 修吾:1, 臼井 正信:1, 櫻井 洋至:1, 伊佐地 秀司:1
1:三重大学肝胆膵・移植外科

残膵体積(RPV)と術後膵管拡張(DD) に注目し膵頭十二指腸切除(PD)後の栄養状態と耐糖能の長期成績を検討した.【対象】2007年3月〜2013年12月にPDを施行し,術後1カ月でRPVが測定でき,かつ6カ月以上追跡できた135例【方法】(1)術後1カ月のRPVを計測し,10ml以上 (LVG: 83例)と10ml未満(SVG: 52例)に分類した.(2)DDが評価できた129例を非拡張(NDD:115例)と拡張(DD:14例)に分類した.血清Alb,T-cho,Amy,FBS,HbA1cおよびRPVを経時的に測定し,糖尿病の発症増悪の頻度も検討した.【結果】(1)LVGはSVGと比較し,Alb,T-cho,Amyは高値であった.糖尿病の発症増悪に差はなかった.膵癌症例のみで検討しても同様の結果であった.(2)Alb,T-cho,Amyは両群で差はなかった.糖尿病発症増悪はDD群で有意に高頻度であった.【結語】RPVは大きいものほど術後長期の栄養状態が良好であったが,糖尿病発症増悪にRVPは影響しなかった.術後膵管拡張は糖尿病発症増悪に有意な独立危険因子であった.
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