演題

OP-064-4

膵頭十二指腸切除術におけるDual hanging maneuver methodを用いたTMpEの検討

[演者] 鈴木 文武:1
[著者] 矢永 勝彦:1, 船水 尚武:1, 藤岡 秀一:1, 岡本 友好:1, 大木 隆生:1
1:東京慈恵会医科大学外科

【背景と目的】近年、膵頭十二指腸切除術(以下PD)におけるTotal mesopancreas excision(以下TMpE)の概念が提唱されている。当院におけるDual hanging maneuver methodを用いたTMpEの有効性を検討した。【対象と方法】2012年6月から2014年6月に当院で施行されたTMpE群15例と従来のPD群(以下s-PD)20例。TMpE群とs-PD群を後向きに比較し、周術期の各因子について比較検討した。【結果】手術時間、出血量、郭清されたリンパ節の数、退院期間はTMpE群/s-PD群で各、427.2±57.1/412.6±60.8分(P=0.474)、891.1±775.9/793.9±447.4ml(P=0.643)、19.3±8.1/17.5±9.3個(P=0.539)、34.7±20.8/34.7±12.8日(P=0.998)で、いずれの因子も両群間で有意差を認めなかった。R0切除率は、TMpE群で100%、s-PD群で75%であった。【結語】Dual hanging maneuver methodを用いたTMpEは、有意差はないもののR0切除率で上回り、根治性の向上が期待できると考えられた。
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