演題

OP-063-8

肝動脈切除再建を要する局所進行膵癌に対する動脈合併膵切除の手術手技と成績

[演者] 青笹 季文:1
[著者] 瀧端 康博:1, 西川 誠:1, 木村 暁史:1, 西山 潔:1, 野呂 拓史:1, 辻本 広紀:1, 東 隆一:2, 長谷 和生:1, 山本 順司:1
1:防衛医科大学校外科, 2:防衛医科大学校形成外科

【はじめに】総肝動脈から胃十二指腸動脈への浸潤により切除困難と考えられる局所進行膵癌は,A:膵頭部から頚部を主座とし,胃十二指腸動脈根部から総肝動脈・固有肝動脈周囲へ浸潤する場合, B:膵体部に発生し脾動脈・総肝動脈から胃十二指腸動脈への浸潤が疑われる場合がある. 前者では膵頭十二指腸切除+総肝・固有肝動脈合併切除再建,後者では膵全摘+(左胃動脈温存)脾動脈・総肝動脈合併切除,切除検体から採取した末梢側脾動脈を用いた肝動脈再建によって根治手術が可能であり, A:3例,B:2例を施行した. 【成績】全例病理学的にR0切除,A:術後9Mに肝転移,化学療法施行し12M生存中;13M無再発生存中;2M無再発生存中. B:術後14Mに肺転移,化学療法施行し17M生存中;32M無再発生存中. 全例局所再発は認めていない.【結語】総肝動脈から胃十二指腸動脈に浸潤が疑われる局所進行膵癌でも,安定した動脈再建技術によって安全かつ根治を目指した切除が可能である.
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