演題

OP-063-6

進行膵体尾部癌に対するDP-CAR-PG(Proximal Gastrectomy)

[演者] 金岡 祐次:1
[著者] 磯谷 正敏:1, 前田 敦行:1
1:大垣市民病院外科

【はじめに】1995年以降腹腔動脈に浸潤する膵体尾部癌に対してDP-CARを29例に行い,24例でR0/1切除が可能.2010年以降は胃全摘の代わりに噴門側胃切除(PG)を標準としている. 【症例】59歳女性.膵体部癌が腹腔動脈から総肝動脈,脾動脈,左胃動脈に浸潤し,脾静脈合流部は癌で閉塞.Teitz靭帯にも浸潤があり,空腸初部の合併切除を含むDP-CAR-PGおよび門脈のグラフト再建,左横行結腸間膜切除を行った.手術時間5時間57分,出血量1075ml.【結果】 24例中5例に本術式を行い2例に門脈グラフト再建を施行.平均手術時間/出血量は295分/697ml,術後合併症は膵液漏1例,DGE1例,右下肢知覚異常1例で胃全摘に比べ合併症は減少した.R0率は60%で,胃全摘(6例)33%,胃温存(13例)77%と比べて妥当な結果である.【考察】DP-CAR-PGは合併症発生率,治癒度の点からバランスのとれた安全な術式であると考えている.長期予後など今後症例の集積が必要である.
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