演題

OP-063-5

局所進行切除不能膵癌に対する動脈切除を伴う膵切除−R0を目的とした術前治療・処置および術式選択について

[演者] 天野 穂高:1
[著者] 三浦 文彦:1, 豊田 真之:1, 和田 慶太:1, 伊藤 博道:1, 青柳 賀子:1, 池田 豊:1, 貝沼 雅彦:1, 佐野 圭二:1, 高田 忠敬:1
1:帝京大学外科

【目的】動脈切除再建を伴う24例の膵切除を施行し、報告してきた.長期観察後のMSTは13ヶ月であったが、M0の16例ではMST30ヶ月、5生率31%であり、4例の5生を認めた.「本来の局所進行癌であるM0」を対象とし、R0切除を行い、膵全摘をさけることが重要と考えた.2010年以降は化学療法を先行し、6例のR0切除を経験した.R0を目的とした術前治療・処置、術式選択、手技のポイントについて報告する.【症例】腹腔動脈から大動脈、上腸間膜動脈浸潤を伴う膵体部癌.CRT後にPRと判定.【ポイント】(1)横隔膜脚切除、(2)CA、SMA起始部の確保、(3)SMA腹側露出.癌浸潤の無いことを確認しDP-CARを施行.【症例】総肝動脈、脾動脈、門脈浸潤を伴う膵頚体部癌.GSを施行しPR.【血行改変】肝動脈・脾動脈切除非再建、門脈切除を伴うSSPPDを予定(右肝動脈は単独分岐).肝動脈動脈から左肝動脈、脾動脈をcoiling.【経過】初回治療から39ヶ月、19ヶ月経過し無再発である.
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