演題

OP-063-3

局所進行膵頭部癌に対する、R0を目指した肝動脈合併切除を伴う膵頭十二指腸切除の手技の工夫

[演者] 近藤 成:1
[著者] 村上 義昭:1, 上村 健一郎:1, 橋本 泰司:1, 中川 直哉:1, 佐々木 勇人:1, 迫田 拓弥:1, 大毛 宏喜:1, 末田 泰二郎:1
1:広島大学応用生命科学部門外科

【目的】当科における局所進行膵頭部癌に対する、肝動脈合併切除を伴う膵頭十二指腸切除の手術手技を供覧し、短期・長期成績について報告する。【対象】2008.6~2014.9に当科にて肝動脈合併切除を伴う膵頭十二指腸切除を施行した12例【結果】手術時間(中央値):450分、出血量(中央値):1215mlであり、術後膵液瘻の発生はなく、胆汁漏を1例(8%)に認めた。12例中6例(50%)にR0切除が行われ、術前化学療法を行った8例中6例(75%)がR0切除であったのに対し、術前化学療法を行わなかった4例ではR0手術がなかった(0%).。長期成績は、MST:20.9ヶ月であり、観察期間は短いが、同時期の門脈浸潤のみを認めるT4症例53例(MST:16.4ヶ月)と同等であった。(p=0.94)【考察】局所進行膵頭部癌に対する膵頭十二指腸切除+肝動脈合併切除において、R0手術を達成するためには、術前治療が必要と考えられた。本術式の長期成績を評価するには、さらなる症例の蓄積が必要である。
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