演題

OP-063-2

局所進行膵体部癌に対する右側アプローチによる門脈、腹腔動脈合併尾側膵切除

[演者] 吉富 秀幸:1
[著者] 清水 宏明:1, 大塚 将之:1, 加藤 厚:1, 古川 勝規:1, 高屋敷 吏:1, 久保木 知:1, 高野 重紹:1, 岡村 大樹:1, 鈴木 大亮:1, 酒井 望:1, 賀川 真吾:1, 宮崎 勝:1
1:千葉大学臓器制御外科

【目的】門脈浸潤を伴う膵体部癌に対する右側アプローチを用いた門脈合併切除併施腹腔動脈合併尾側膵切除(DP-CAR)の手法を供覧する。【術式】CHAを切離。膵下縁でSMVを確認し浸潤範囲を把握。GDA左側で膵を切離、PV露出し、合併切除再建。SMA左側リンパ節郭清から大動脈壁を確認、頭側に剥離しCEA根部を確認、切離。左副腎前面からfusion fasciaの層で剥離し、脾とともに切除。【対象】当院にて2004-2014年にDP-CARを施行した22例。9例でPV合併切除(PVR)施行。【結果】JPS Stageは非PVR群、PVR群それぞれでIVa/IVb:10/3例、6/3例で有意差無し。出血量、手術時間、在院日数も両群間に有意差無し。R0率は非PVR群54%、PVR群22%とPVR群で低いが、右側アプローチを取り入れた最近のPVR群2例は共にR0。【結語】右側アプローチにより、血管に沿った層を意識することで治癒切除率を向上させられる可能性が有り、進行膵体部癌の予後改善に寄与すると思われる。
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