演題

OP-063-1

肝動脈浸潤を伴う局所進行膵癌に対する化学放射線療法後の肝動脈合併膵切除術

[演者] 天野 良亮:1
[著者] 木村 健二郎:1, 山添 定明:1, 永原 央:1, 豊川 貴弘:1, 久保 尚士:1, 田中 浩明:1, 六車 一哉:1, 大谷 博:1, 八代 正和:1, 前田 清:1, 仲田 文造:2, 大平 雅一:1, 平川 弘聖:1
1:大阪市立大学腫瘍外科, 2:市立柏原病院外科

【目的】肝動脈浸潤を伴う局所進行膵癌に対して化学放射線療法(CRT)後肝動脈合併膵切除の成績を報告する。【手技のポイント】①術前血管造影を行い肝血流を確認。必要に応じて血流改変を行う。②TP-CARでは亜全胃切除を行う。③門脈が完全閉塞している場合はアンスロン®バイパスチューブにて門脈血流の確保を行う。④門脈・SMV切離、HA・空腸動脈(JA)の切離は最後に行う。【結果】2012年10月~2014年7月に8例の肝動脈合併膵切除術を施行(PD-HAR3例、TP-CAR5例)。動脈再建は7例に行い(LGA-HA 4例、JA-HA 2例、CHA-CA1例)、門脈再建は全例で施行、平均手術時間は623分、平均出血量は1263g。病理診断ではa(+)3例、pl(+)5例、n(+)3例、Evans分類はⅠ:2例、Ⅱ:4例、Ⅲ:2例、R0率は87.5%(7/8例)。在院死亡はなく術後在院日数は33日。【結語】肝動脈浸潤を伴う局所進行膵癌に対するCRT後の肝動脈合併膵切除術は高率にR0切除が達成できる可能性がある。
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