演題

OP-062-7

膵癌患者の免疫モニタリング及び予後予測バイオマーカーの検討

[演者] 星川 真有美:1
[著者] 青木 琢:1, 松下 博和:2, 金子 順一:1, 阪本 良弘:1, 菅原 寧彦:1, 長谷川 潔:1, 垣見 和宏:2, 國土 典宏:1
1:東京大学肝胆膵外科, 2:東京大学免疫細胞治療学

【目的と方法】膵癌術後症例において当科では、Gemcitabineによる術後補助化学療法にγδT細胞免疫治療を併用する臨床試験を行ったが、治療前適格性検査において不適格症例が多かった。膵癌患者の免疫状態を術前からモニタリングし、末梢血中T細胞、B細胞、単球、γδT細胞、NK細胞、CD4/8陽性細胞、MDSC、Treg各分画について、予後との相関を解析した。【結果】2012年8月から2013年12月まで膵切除術を施行した膵癌の内20症例(M:F-14:6。中央値70歳。PD9例、DP10例、TP1例。StageⅢ9例、Ⅳa11例。手術日からの無再発生存期間97~674(中央値426)日)において、術前後での有意な変化は無かったが、周術期末梢血中の単球割合が高い症例で予後が悪く(P=0.024)、NK細胞割合が高い症例で予後が良い(P=0.0068)結果となった。【結語】膵癌患者では、術前からの免疫状態の改善が予後の向上につながる可能性がある。(本研究は株式会社メディネットとの共同研究である)
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