演題

OP-062-5

切除不能進行・再発膵癌に対する免疫療法の効果とバイオマーカーの探求

[演者] 新藤 芳太郎:1
[著者] 硲 彰一:1, 松井 洋人:1, 徳光 幸生:1, 飯田 通久:1, 徳久 善弘:1, 坂本 和彦:1, 鈴木 伸明:1, 為佐 卓夫:1, 上野 富雄:1, 吉野 茂文:1, 岡 正朗:2
1:山口大学消化器・腫瘍外科, 2:山口大学

【目的】切除不能進行・再発膵癌に対するGEM併用MUCI-mRNA導入DC+MUC1-CTL療法の治療成績を検討し、予後予測についてのバイオマーカーを解析する。【方法と対象】進行・再発膵癌の51例。LeukapheresisでPBMCを採取し、付着細胞と浮遊細胞に分離。前者はGM-CSF、IL-4、TNF-αで成熟DCを誘導し、MUC1-mRNAをelectroporationで導入後、皮内投与。後者は、不活化したMUC1高発現膵癌細胞株と混合培養し、IL-2刺激後に経静脈的に投与。【結果】CR1例、PR4例、SD28例で、1生率は46.6%でMSTは10.5ヶ月。1回当たり1x107cells以上のDCおよび3x108cells以上のCTLが移入できた39例では、1生率は56.2%でMSTが16.1か月と良好(p=0.0026)。12か月以上の長期生存群では有意にCA19-9(p=0.0353)、Span-1(p=0.0079)、Treg(p=0.0491)が低値を示した。【結語】DCとCTLが十分に投与できた症例の予後は良好で、腫瘍マーカーおよびTregが予後予測因子となることが示唆された。
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